第2回「日韓青年友情プロジェクト」活動レポート

 YFWP-Japan(世界平和青年連合)では日韓の友好な関係を築いていく突破口となるのは、柔軟性と行動力を備えた両国の未来を担う青年同士が友情を結び、日韓友好のための啓蒙活動を行っていくことにあると考えます。

 日韓の青年が交流し、共に日韓の友好と親善を促進するためのプロジェクトとして日韓青年 友情プロジェクトを2014年 夏より立ち上げました。第2回日韓青年友情プロジェクトは2015年5月4日~8日に開催されました。

 日韓の歴史の中で、1965年は重要な年でした。「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」が調印され、日韓国交正常化が出発した年だからです。2015年は日韓国交正常化 50周年を迎える節目の年であり、政府も民間の交流、親善活動などを奨励しています。

 日韓の歴史の悲しい出来事の一つに、1919年に起こった独立運動があります。多くの韓国人が傷つきました。韓国各地にはそのような悲しい歴史が刻まれている跡地が数多く残されていますが、そのような歴史的な場所でプログラムを行うことにより日韓友好のための運動を発信していく挑戦を私たちはしています。

■兄弟姉妹結縁式

 日韓文化比較講演を聞いたあと、兄弟姉妹結縁式を通して韓国の青年と日本の青年がペアになり、兄弟姉妹結縁状にサインをし、共にチンチルバン(韓国式サウナ)を体験し、寝食を共にすることによって、友情を分かち合い、絆を深めることができました。

■友情プログラム

 日韓の歴史に対して理解し日韓友好を祈願するため、三・一独立運動の発祥の地となったパゴダ公園を訪問しました。その後、公園に隣接する仁寺洞(インサドン)のストリートにて、日韓友好の思いを込めて作ったプラカードを掲げ、フリーハグや握手をし、署名を集めることによって日韓友好を啓蒙するための友情プログラムを行いました。参加者たちは初めは不安を抱きながら街を行き交う人に声を掛けていましたが、チーム一丸となって一時間半の間に400人以上の署名を集めることができました。

■ホームステイ

 ホームステイ先のホストファミリーとの対面式も三・一独立運動の象徴として保存されている普信閣(ポシンガク)公園の前の広場で行いました。その日は日韓の両国において“こどもの日”にあたる5月5日であったことから、日本のこどもたちが親の立場にあたる韓国の家庭にホームステイに入るということはとても意義深いことだと言えます。ホストファミリーは日本語を熱心に勉強し、親日的な家庭であったため、日本から青年が来るということをとても喜び、心待ちにして迎えてくれました。ホームステイ先の美味しい家庭料理と温かい愛情に参加者はお腹も心も満たされ帰ってきました。

■DMZ(非武装地帯)近郊 地雷被害村における農業奉仕活動

 日韓の青年が共に南北統一を祈願する思いを込めて、北朝鮮との境目に位置するDMZ(非武装地帯)近郊の地雷被害者の村において農作業を手伝いました。翌日には北朝鮮を最も近くで見ることのできる台風展望台を訪問しました。展望台に向かう道沿いに埋められている地雷。望遠鏡を通して見た北朝鮮の農民の姿、南北が分断された38度線近くの緊迫した様子を垣間見ながら参加者たちは南北統一への意識が高まっていきました。

■韓国文化体験 <韓服体験・自由観光>

 旅のお楽しみはやはり現地の文化を体験し、街を観光することです。韓服を着てみる体験をし、兄弟姉妹結縁を結んだ韓国人と共に街へ繰り出し、韓国の美味しいものを食べ、ショッピングをしました。

■参加者の感想

・衣食住を共にした3泊4日の短い期間の中で、日本人参加者は自分のためにとことん尽くしてくれる人情に篤い韓国人や韓国の温かい家族文化に感動し、言葉と文化の壁を越えて心で通じ合えるということを実感しました。また韓国の青年たちを日本に招待したいという声やこれから韓国語を本格的に学んで、日韓問題や南北統一の架け橋となる活動をしたいです。

・ホームステイをしたホストファミリーが、私達日本人へ大きな愛情を持って接してくれる事が本当に感謝であり、感動しました。 夜に一緒に歩いたオリンピック公園や漢江沿いの道、一緒に迷った地下鉄も私にとってかけがえのない思い出になりました。

・フリーハグをするチャレンジプログラムでは、「サランヘヨ~」と笑顔で抱きしめてくれる多くの韓国人に出会いました。 愛と情の深い韓国人と肌と肌で触れあい、抱き合うことで、心の壁がすぅーっと解けていきました。今回のプロジェクトを通して、韓国に対する思いが180度変わりました。それは唯一、愛し愛されたからです。人から言われたのではなく、自分で体験し、感じたことですから本物です。

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